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かつての軍都は再開発で未来志向の街へ
立川市の不用品回収事情を知る
1.駅前の広大な昭和記念公園と
周辺環境の四季を楽しめるのが立川市
立川市は、東京都の中央やや西寄りの、武蔵野台地上に位置しています。 市域は少し崩れた丁字型で、そのほとんどが台地に乗っているため平坦な地形です。 多摩川に接している市域の南端の川沿いには立川崖線、北東部には国分寺崖線がみられ、川に向かって緑の多い斜面地が在ります。 市域西部には南北に残堀川と呼ばれる川が流れており、この旧河道に沿う形で立川断層が走っていると考えられていましたが、現在ではその存在が疑問視されています。 立川駅北側には1922年(大正11年)、平坦で広大な土地を求めた帝都防衛構想の陸軍航空部隊が、中核拠点として立川飛行場を開設します。
その後の1930年(昭和5年)、石川島飛行機製作所の工場が月島から立川市に工場を移転したことが端緒となり、特に航空機関係の産業が集積したことによって、軍事都市、あるいは空都などとも呼ばれるようになりました。 戦後は軍用地の跡地を在日アメリカ軍が接収、空軍基地として使用していたため、かつての立川駅周辺では米軍関係者向けの店も多く、歓楽街も形成されていました。
立川飛行場跡地は立川駅から徒歩で約5分程度という距離でしたが、1977年(昭和52年)の全面返還に至るまでは、駅側の広大な敷地がアメリカ軍によって使用されるという形になっていました。 基地の全面返還後にはじまった再開発は、紆余曲折あったものの今ではほとんど完了しています。 生まれ変わった駅周辺の街区は近未来的な風景をもたらし、人気ライトノベルがアニメ化された際、物語の舞台のモデルとしても取り上げられています。
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2.長い時間を経て進んだ再開発でファミリー層には
理想的な街となったのが立川市
立川の市域では多摩川沿いの段丘部分から遺跡の発掘もされており、縄文時代から人が住んでいたことがわかっています。 しかし、江戸期に入っても市域を通る旧甲州街道や五日市街道周辺に人の行き来がある程度で、それ以外の土地では農村が点在する程度のものでした。 そんな立川市周辺が変わったのは、1889年(明治22年)に甲武鉄道(現在の中央線の前身)が、新宿~立川間で開業してから。 当初甲武鉄道は、甲州街道や青梅街道に近いルートが予定されていましたが、各所で反対運動が起きたために頓挫してしまいます。 新しいルートが計画される中、地元の板谷元右衛門という人物が駅や鉄道建設のために広大な土地を寄付し、立川へ至るルートでの鉄道開設を猛アピールして、ついには誘致が成功しました。
この板谷元右衛門は料理屋を営んでおり、多摩川の岸辺で鵜飼で獲った鮎の料理を提供して、大繁盛したといわれています。 立川駅には南武線が開通した1930年(昭和5年)まで北口改札しか在りませんでしたが、それは終着駅で蒸気機関車が大量に必要とする水の使用を、駅から南口側の立川村が拒否し、北口側の砂川村が許可したために、駅に必要な施設が北口側だけに作られたからだといわれています。 立川飛行場は立川駅の目の前に在る利便性でしたが、1931年(昭和6年)に羽田飛行場が開港し、1933年(昭和8年)には民間機の運用が完全に羽田に移転。 その後立川飛行場は、軍専用のものとなります。 立川飛行場に置かれていた飛行第五連隊は、1938年(昭和13年)に千葉県の柏飛行場へ移駐しますが、飛行場自体は陸軍航空部隊の研究や開発、製造の拠点とされ、周辺には陸軍航空工廠、陸軍航空技術研究所など、軍需関係の施設や民間工場、その下請けの工場などが集積しており、その役割を果たしていました。 従って第二次世界大戦末期には、立川駅周辺ではアメリカ軍による激しい空襲を受けています。 立川基地は戦後、日本の占領にあたるアメリカ軍にその広大な敷地が接収されたため、北口側には駐留米軍向けの店が多く、南口には日本人向けの店といったように、なんとなく住み分けがされていたそうです。
1977年(昭和52年)の立川基地全面返還後、敷地は東・中央・西と大きく三分割され、東部分は立川市役所などの行政施設や民間のオフィスや商業施設、中央部分は立川広域防災基地、隣の昭島市に半分かかる西部分は都内国営昭和記念公園へと整備が進みました。 しかし東部分では下水道などの基本的なインフラ整備が遅れていて、都市計画法の前に開発が進まずにいましたが、1986年(昭和61年)に多摩都市モノレール線の運営会社が設立されると、元々北口に在ったデパートの移設を含めた大規模な再開発計画が動き出しました。 現在JR立川駅を挟んで北と南に位置する多摩都市モノレール線の駅は、立川駅から南北に600mほど伸びる巨大なペデストリアンデッキで結ばれていて、再開発によって建設された 新しいビルや商業施設とはデッキを介してのスムーズな移動が可能になっています。
しかし一方では、再開発されたエリアかそうでないかが一目瞭然といった街並みとなっていて、駅近くでもデッキとは接合できなかった雑居ビルが肩を寄せ合うように佇んでいます。 北口の再開発に合わせて南口でもロータリーとペデストリアンデッキの設置が行われ、駅前の街並みは変貌しているものの、駅近くでも一時的に駐車場に転用されているような空き地が多く、やや寂れたような印象は拭えません。
立川市内の大きな商業圏は市南部の立川駅周辺のみで、市内を走る多摩都市モノレール線や西武拝島線沿線はいたってのどかな風景が広がっている一方、これまでの経緯もあって宅地が少なく、大規模なマンションの建設もあまりみられなかったことから、人口も市域の大きさに比べて少なくなっています。 とはいえ、JR立川駅の利用者は多摩都市モノレール線開業後、それまで多摩エリアでは最大の利用者数だったJR吉祥寺駅を抜いて、第一位に躍り出ました。
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3.美しい公園が広がる立川市でも指定収集袋の利用が必須!
立川市ではではごみの種類を燃やせるごみ、燃やせないごみ、容器包装プラスチック、びん、缶、有害ごみ、せん定枝、スプレー缶、雑誌・本・雑がみ・牛乳等紙パック、製品プラスチック、新聞・折込チラシ、段ボール・茶色紙、ペットボトル、古布に分けていて、収集に出すにはそのルールに従って分別しなければなりません。 分別をきちんとしたうえで、決められた曜日に決められた集積所に出す必要があります。
また、燃やせるごみ、燃やせないごみは、それぞれ専用の立川市指定収集袋に入れて出すことが義務付けられています。 各指定収集袋は有料で、立川市内のコンビニエンスストアやスーパーなどで購入できます。
東京の23区以外の自治体では、こうした有料の指定収集袋を導入していることが多く、立川市以外の指定収集袋や、指定収集袋以外を利用して出した場合は収集されませんから、注意が必要です。
どういったものが燃やせるごみ、燃やせないごみになるのかや、資源系のごみの出し方などの細かい分別ルールは、立川市のホームページに詳細の説明がありますので、そちらを参考にしてください。
※変更されている可能性もありますから、詳しい情報は必ず立川市のホームページなどで確認してください
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4.立川市の粗大ごみ・不用品回収事情とは
立川市に粗大ごみの収集を依頼する場合は、事前に申し込む必要があります。 電話の場合は粗大ごみ受付センター、インターネットの場合は粗大ごみ収集受付サイトに申し込みをします。 申し込みの際、粗大ごみの寸法(幅・高さ・奥行)や個数を訊かれますから、電話で申し込む場合には事前に調べておきましょう。 申し込みをすると処理手数料の案内がありますから、立川市内の粗大ごみ処理券取扱店で必要な分の粗大ごみ処理券を購入し、必要事項を記入して粗大ごみに貼り、排出場所に出しておくという手順になります。
また、テレビやエアコンなど、家電リサイクル法で定められた家電製品や、土、石、消火器、塗料類、自動車・バイク及びその部品などの処理困難物は収集を行っていませんので、その点も注意が必要です。 収集時に立ち会う必要はありませんが、粗大ごみ処理券が貼られていない、料金が不足している、申し込みと異なる品目のものが出されているなどの不備があった場合は収集されませんから、漏れがないかなどの確認が必要です。 粗大ごみ回収はどの自治体でも混み合っていて、順番待ちになっているのが通常です。 立川市では混雑時には変更があるものの、基本的には申込日の7日後から2か月先の収集日までが申し込み可能となっています。
もし引っ越しなどの予定がある場合は、はやめに対応しておいた方が良いでしょう。
なお立川市の職員は、家の中から収集場所まで品物を運び出すことには対応していません。 部屋や家の中から収集場所まで自力で粗大ごみの移動ができないような場合は、友人などに手伝いを頼む必要が生じます。
もしそれが困難な場合、移動だけを業者に依頼することになりますが、それならははじめから不用品回収業者に依頼することをおすすめします。 不用品回収業者であれば、部屋からの運び出しには業者側のスタッフが対応するのが一般的ですから、どうやって運び出すかの心配をする必要はなくなります。 また、回収の日時も希望通りになりますし、分別が必要な細かい不用品が多数ある場合、不用品回収業者になら分別も含めて全て任せてしまえます。 近年急増している不用品回収業者ですが、やはりその裏にはニーズの高まりがあるようです。
時間も力もあって、不用品の処分になるべく費用をかけたくないという場合には、立川市の粗大ごみ回収に依頼するのが最も安く処分できます。 しかし意外と盲点なのが、自力で不用品を収集場所まで運び出さなければならないというところではないでしょうか。 もし不用品を粗大ごみとして立川市に出すのなら、自力で運び出せるかの確認をしておくと良いでしょう。
しかしそれが無理そうなら、不用品回収業者に依頼して、全て任せてしまうのがおすすめです。 不用品回収業者を選ぶなら、まずホームページのチェックです。 優良な業者であれば、ホームページへの料金やサービス内容、会社の概要などがきちんと記載されているのは当然のことです。 料金などはパッケージになっていることもありますから、記載内容に矛盾や曖昧な箇所が無いかをみてください。
また、問い合わせをして質問をした際、はぐらかしたり曖昧な答えしか返って来ないと感じたなら、その業者には近寄らないのが無難です。 その業者は候補から外しましょう。
また、不用品の点数が多い場合などは、見積もりは無料という業者が一般的ですので、3社程度に依頼して相見積もりを取ることをおすすめします。 少し面倒かもしれませんが、色々な業者を見ることによって差異が掴めますし、スタッフとやり取りをすれば、業者の姿勢などもわかると思います。 そして見積書の内容が適正であるかなどをよく比較して、精査してから契約するようにしましょう。