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東大和市

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多摩湖を擁し狭山丘陵に抱かれる
東大和市での不用品回収とは

1.豊かな水を湛える村山貯水池と狭山丘陵の
織りなす豊かな自然が東大和市の魅力

東大和市は東京都の北部に位置しており、市域の東は東村山市、西は武蔵村山市、南は立川、小平市、北側は埼玉県と接しています。 東大和市といえば何をおいても、多摩湖の通称で知られる村山貯水池でしょう。 市域の三分の一以上を覆う狭山丘陵の中に、東京都民の人口増加にともなう水源確保のため、1927年(昭和2年)に造られたのが村山貯水池です。 村山貯水池は、奥多摩町に在って東京都水道局が管理する奥多摩湖と並ぶ、多摩川水系の人造湖で、春になって湖畔に桜が咲くと、大勢の花見客が訪れる名所にもなっています。

今の東大和市周辺は鎌倉時代から室町・戦国時代には、丘陵の峰に里村が点在するばかりの地域でしたが、江戸幕府の成立後は東大和市周辺に幕府から領主に当たる地頭が配属され、村が形成されます。 東大和市の市域ではその村の形状が変わっていて、少しひしゃげてやや縦方向が長い四角形の市域の中に点在していた郷を、縦に長い形でまとめて分割するというものでした。

この時作られた芋窪、奈良橋、高木、後ヶ谷、清水村の名称は、今の地名にもみられます。 狭山丘陵の自然と共に多摩湖を周遊する歩行者用の道路も整備され、自然が満喫できるエリアです。

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2.市域内のほとんどが鉄道網の番外地
東大和市は鉄道路線のブラックホール?

東大和市は都心から離れること約30km、典型的なベッドタウンです。 とはいえ、市内を走る鉄道は、市域の南西部で終着駅となっている多摩都市モノレール線、これも南端にわずかにかかる形で線路と東大和市駅が在る西武拝島線、そして東の端に線路がかかるものの、駅は隣の東村山市に在る西武多摩湖線だけで、市域の大半は公共交通網を多くのバス路線に頼っているのが現状です。 江戸期に入って東大和市に村が作られた後、江戸幕府によって東海道などの五街道が整備され、東大和市の市域には武蔵野の原野の中に、青梅(おうめ)街道が開かれました。

その当時、玉川上水などの開削はまだ行われておらず、水利の乏しかった東大和市の武蔵野台地側を通る青梅街道は、茫漠たる武蔵野の原野の中の道筋が続くだけの景観で、今の田無(たなし)から青梅の間には全く家が無かったことが武蔵田園簿(慶安2年~3年/西暦1649年~1650年)に記されています。 東大和市の市域には東西に蛇行しながら流れる空堀川(からぼりがわ・からほりがわ)が在りますが、これは多摩川の古い流路が取り残されたもので、雨が降った時にだけ水が流れる枯れた川であったことから空堀川と呼ばれており、乾いた台地であったことが伺えます。 青梅街道が開かれた当初の目的は、青梅から江戸城まで、築城に必要な石灰を運搬するためのものでしたが、当時御用石灰を運んだ人々は、水場もない中を数10kmも歩かなければならなかったのです。 玉川上水や野火止用水の開削が行われた後、いよいよ東大和市の武蔵野台地でも新田開発が進みましたが、周辺の痩せた土壌は水田には向いておらず、ほとんどが畑でした。

そのわずかに在った水田は、今は多摩湖の底に沈んでいます。 現在の東大和市に大和の名称が現れたのは1919年(大正8年)の村制施行時のことで、それまで争いごとが絶えなかった6つの村が「大いに和して」1つになるという意味あいで大和村と名付けられ、市制施行時に神奈川県大和市などと区別するため、東を冠したという経緯がありました。 戦後宅地化が進んだものの、まだまだ畑も多く残り、狭山丘陵や大きな公園も在ることから、自然が豊かな地域であることには違いがありません。

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3.東大和市の家庭廃棄物指定収集袋は3種類

東大和市ではごみの種類を可燃ごみ、不燃ごみ、容器包装プラスチック、紙類・布類、ペットボトル、缶・びん・スプレー缶類、有害ごみ、粗大ごみに、分けていて、収集に出すにはそのルールに従って分別しなければなりません。 分別をきちんとしたうえで、決められた曜日に決められた集積所に出す必要があります。

また、可燃ごみ、不燃ごみ、容器包装プラスチックは、それぞれ専用の家庭廃棄物指定収集袋に入れて出すことが義務付けられています。 指定収集袋は有料で、東大和市のコンビニエンスストアやスーパー、商店などで購入できます。 東京23区以外の自治体では、こうした有料の指定収集袋を導入しているケースが多く、東大和市以外の指定収集袋や、指定収集袋以外を利用して出した場合は収集されませんから、注意が必要です。 どういったものが燃やすごみ、燃やせないごみになるのかや、資源系のごみの出し方などの細かい分別ルールは、東大和市のホームページに詳細の説明がありますので、そちらを参考にしてください。
※変更されている可能性もありますから、詳しい情報は必ず東大和市のホームページなどで確認してください

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4.東大和市の粗大ごみ・不用品回収事情とは

東大和市の粗大ごみ・不用品回収事情

東大和市に粗大ごみの収集を依頼する場合は、事前に申し込みをする必要があります。 粗大ごみ受付収集センターに電話で申し込みをすると、品目・大きさ・数量を訊かれますので、事前に測っておくと良いでしょう。 申し込みをすると処理手数料と、収集可能日の案内がありますから、東大和市の廃棄物処理シール取り扱い店で必要な分の処理シールを購入し、必要事項を記入して粗大ごみに貼り、排出場所に出しておくという手順になります。 なお、処理手数料は解体しても、元の品目で判断されます。

また、テレビやエアコンなど、家電リサイクル法で定められた家電製品や、石やコンクリート、農薬や瓦などは処理困難物とされ、東大和市では収集を行っていませんので、その点も注意してください。 収集時に立ち会う必要はありませんが、必要事項を記入した廃棄物処理シールが貼られていない、記入に漏れがある、申し込みと異なる品目のものが出されているなどの不備があった場合は収集されませんから、確認はしておきましょう。 粗大ごみ回収はどの自治体でも混み合っていて、順番待ちになっているのが通常ですから、引っ越しなどの予定がある場合は、はやめに申し込みをしておくと安心です。

なお、粗大ごみを収集する職員は、家や部屋の中から不用品や粗大ごみを運び出すことなどには対応していません。 一人では運べないようなものを粗大ごみとして処分するのに友人などに手伝いを頼めないようなら、移動だけを業者に依頼するなどの方法を考えなければなりません。 しかしそれならば、はじめから不用品回収業者を利用するのがおすすめです。 不用品回収業者の場合、業者側のスタッフが部屋からの運び出しに対応するのが一般的ですから、どうやって移動するかの心配は要らなくなります。 回収の日時も希望通りになるはずなので、自分の予定を変更する必要もなくなります。 また、もし分別が必要な細かい不用品が多くあるようなら、不用品回収業は分別を含めて任せてしまえるので、まず不用品回収業者に依頼することを検討しましょう。

粗大ごみはどの自治体でも処理数が増えていて、処理場の問題などもあって削減に頭を悩ませています。 不用品を粗大ごみとして処分しようにも、移動の問題があることは、あまり気付いていない人も多いのではないでしょうか。 その点不用品回収業者はプロなので、大きな家具などの運搬も任せてしまえる安心感があります。 自力で運び出すのが無理そうなら、業者へ依頼するのがおすすめです。 ただ、不用品回収業はニーズの急増から業者が急激に増えていて、中には業務内容に疑問が残るような業者もみられるのが現状です。

もし不用品回収業者を選ぶなら、まずホームページのチェックをしてみてください。 優良な業者であれば、料金や会社概要などの記載がきちんとされているしっかしりた内容のホームページを開設しているはずです。 基本料金や料金体系、提供されるサービス内容に矛盾点が無いかをチェックして、?となるような内容だったら、その業者には近づかないのが無難です。

また、不用品の点数が多いような場合には、3社程度から相見積もりを取るようにすると良いでしょう。 見積もりは一般的に無料ですから、疑問点があった場合は質問や確認をして、その料金が適切なものかどうか考えて、安さだけにとらわれることが無いようにしてください。